公開日:2026年8月14日|最終更新日:2026年8月14日
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元離宮二条城は徳川家の栄枯盛衰と日本の歴史の移り変わりを見守ってきたお城です。
15代将軍徳川慶喜が大政奉還の意思を表明したことで有名な二の丸御殿は国宝に指定されています。
他にも重要文化財の建築物や、特別名勝の庭園など見どころがたくさん。
桜、紅葉の名所でもあり、四季折々の景色を楽しむことができます。
敷地が広大なので一度に回るもよし、何回かに分けて回るもよし。
ちなみに今回の元離宮二条城観覧所要時間は事前予約制の本丸御殿の観覧なしで約90分。おそらく本丸御殿の観覧を含めると2時間は必要です。
この記事を参考に世界遺産元離宮二条城を楽しんでください。
関連記事: 春の京都1泊2日モデルコース1日目|世界遺産・早咲き桜名所・夜間特別拝観ライトアップ・グルメのコースで二条城を訪れています。
世界遺産・元離宮二条城の最寄り駅は、「市バス二条城前バス停」「地下鉄東西線二条城前駅」そして少し離れた「JR二条駅」です。 ここでは京都駅から二条城に行くルートを紹介します。
京都駅から二条城へのルートは主に次の3つ。
市バスのバス停は二条城の目の前ですが、バスは時間帯や季節によって渋滞で時間がかかることがあります。
地下鉄は1回乗り換えが必要ですが、二条城のすぐ近く「二条城前駅」まで来ることができます。電車の本数も多いので時間が読めてお勧めです。
今回実際に使ったのはJR京都駅(JR嵯峨野線) → JR二条駅下車 → 徒歩約15分で二条城に行くルートでした。
理由は、JR京都駅での乗り換えが時間的にちょうどよかったのと、JR二条駅から歩く途中にある「神泉苑」に寄りたかったからです。
JR京都駅から嵯峨野線で二条駅まで、乗車時間は約7分。JR二条駅前の桜は5分咲きでした。 二条駅から二条城までは徒歩約15分ですが、途中「神泉苑」に寄り道し、30分ほどで二条城に到着しました。
京都駅33番線から9時9分発普通亀岡行に乗車。
9時16分二条駅着。美しいアーチ型の木造大屋根が特徴。
JR二条駅は1996年に現在のアーチ型木造大屋根の駅舎となりました。 二条城へ向かう観光客にも利用しやすい駅で、駅前ロータリーには桜の木も植えられています。
二条駅から二条城へ向かう途中にある神泉苑の入口です。 平安京の造営時に作られた歴史ある庭園で、二条城と合わせて訪れる価値があります。
御幸門は、かつて天皇や貴族が神泉苑を訪れる際に利用した門です。 現在も平安時代の雅な雰囲気を感じることができます。
神泉苑御幸門を出ると押小路通を挟んで目の前に二条城の外堀が広がります。
1915年(大正4年)に大正天皇の大典に備えて造られた門。現在は使われていません。
地下鉄東西線で来た場合、二条城前駅の1番出口が最寄り出口です。
神泉苑参拝の詳細はこちらです。
元離宮二条城は1603年、徳川家康によって築城された城で、江戸幕府の始まりと終わりを象徴する歴史的な場所です。
徳川慶喜が大政奉還を発表した二の丸御殿は国宝に指定され、絢爛豪華な障壁画や将軍の居室などを見ることができます。
広大な敷地には重要文化財の建築物や特別名勝の庭園があり、春は桜、秋は紅葉の名所としても人気があります。
重要文化財。見張り台として建てられ、武器庫として使われていました。西南隅櫓とともに「天明の大火」をまぬかれて現存しています。
重要文化財。二条城の正門にあたり、現在の門は1662年頃の建築と考えられています。
重要文化財。二の丸御殿の正門(四脚門)。 切妻造、桧皮葺の屋根でその前後には唐破風が付いています。2013年の修復工事で豪華絢爛な極彩色の彫刻などが往時の姿によみがえりました。
国宝。江戸時代の武家風書院造の代表的建築で、15代将軍徳川慶喜が大政奉還を表明した場所としても知られています。 内部を飾る障壁画は幕府御用絵師の狩野派により描かれ、現存面数約3600面のうち1016面が重要文化財です。 廊下は人が歩くと鳥の鳴き声のような音が鳴ることから「鶯(うぐいす)張り」と呼ばれています。 御殿内は撮影禁止。
二の丸御殿内は約30分で観覧できます。
京都所司代屋敷で火災などの緊急事態を周辺に知らせるために使われた歴史的な鐘。 1867年に京都所司代が廃止されたのち、二条城に移されたと考えられています。
特別名勝。二の丸庭園は小堀遠州の作と伝わる書院造の庭園で、将軍が来城した際の観賞用として整えられました。 御殿と庭園が一体となった「書院造庭園」の最高傑作として知られ、 御殿のいくつもの方向(大広間、黒書院など)から鑑賞できる造りとなっています。池には蓬莱島や鶴亀島が配されています。
ここから特別名勝・二の丸庭園に入ります。 小堀遠州作と伝わる名庭園で、国宝二の丸御殿との調和も見どころです。
二の丸庭園には樹齢100年〜200年を超えるマツも多数あります。
ソテツのこも巻きも見えます。
二の丸エリアから内堀にかかる東橋を渡り本丸エリアに入ります。 二条城の本丸は、3代将軍・家光の時代に後水尾天皇の二条城行幸のため城の敷地を西側に拡げて設けられました(1626年)。
重要文化財。入母屋造、本瓦葺きの櫓門で、 1626年に徳川家光が造営した本丸内の建物のうち、1788年に起きた「天明の大火」で唯一焼け残った遺構です。
明治天皇の行幸の際に枯山水庭園から曲線の園路で囲われた芝地、伏せて据えられた景石、築山(月見台)からなる近代的な庭園へ改造されました。 現在は静かな散策スポットになっています。
重要文化財。当時の御殿は「天明の大火」で焼失。現在の本丸御殿は1893年に京都御所の北東部にあった桂宮御殿を移築したものです。観覧には事前予約が必要。
曲線の園路を通り、かつて五重の天守が建っていた場所へ向かいます。
かつて本丸御殿の南西隅には伏見城から移された五重六階の天守閣がありましたが、現在は石垣だけ残っています。
天守閣跡から京都の街の景色を見渡すことができます。
現在の本丸御殿は1893年に京都御所の北東部にあった桂宮御殿を移築したものです。
京都御所の周辺にあった宮家や公家の建物は明治維新後にほぼ失われ、江戸時代にさかのぼる大規模な宮家の御殿はこの元離宮二条城の本丸御殿を残すのみとなり、 重要文化財に指定されています。
本丸御殿の観覧は、事前予約制です。二条城入城券、二の丸御殿観覧券とは別にWEBチケットを購入(来城日の30日前から販売開始)しなければなりません。
本丸御殿観覧webチケット代は大人1,000円です。今回は観覧予約をしていなかったので外観だけの紹介です。
2024年から一般公開が再開されました。現在は事前予約制で観覧できます。
事前に購入したwebチケットを受付で提示します。約15名ずつ入殿して観覧。個人のペースにもよりますが、観覧時間は約30分。
かつて西橋は天皇行幸の通路としての儀式的な役割と堅牢な防御機能を持ち合わせた場所でした。
清流園は1965年に整備された庭園で、香雲亭・茶室和楽庵がある和風庭園と芝生の洋風庭園からなる和洋折衷の落ち着いた空間です。 春には桜、秋には紅葉、二条城散策の休憩場所にもおすすめです。
重要文化財。1626年(寛永3年)頃の建築で内堀の南側にある南中仕切門と対になっています。本丸西櫓門への通路を塞ぐ防御上重要な門です。
枯山水庭園には加茂七石(畚下(ふぐろ)石・紫貴船石・紅加茂石・糸掛石・畑石・鞍馬石・八瀬真黒石)が使われています。
和楽庵は日ごろは来城者の休憩場所として利用されています。茶房前田ではお抹茶や季節のスイーツ、京都の地ビール、地酒をいただくことができます。
和楽庵は、高瀬川一之船入の旧角倉了以屋敷から移築した数寄屋に表千家から寄贈された茶室を増築したもので、 その眼前には「清流園」という和洋折衷の庭園が広がります。
豊臣秀吉が「醍醐の花見」をしたことで有名な総本山醍醐寺の桜の子孫。
ヤマザクラ・ソメイヨシノを中心にヤエベニシダレも植えられています。 『二条城桜まつり』では桜のライトアップが行われます。
重要文化財。道を挟んだ向いに京都所司代屋敷が存在したのでその連絡門としても使われていたと考えられています。
植物観測用の標本木「そめいよしの」。京都の開花情報はこちらの木が基準に発表されます。
少しずつ芝生が芽生えている様子。春は桜、秋は紅葉がきれいです。
JR二条駅から二条城に向かう途中に神泉苑があります。
神泉苑は平安京遷都の際に造営された宮中付属の庭園で、天皇の遊宴や観月、花見などが催される特別な場所でした。
大池、泉、小川、小山、森林など自然を取り込んだ大規模な庭園で、広さは現在の16倍ほどあり、
一般庶民は入苑を許されないという意味で「禁苑」と呼ばれました。
神泉苑は二条城から徒歩数分の場所にあり、無料で参拝できます。 平安京の歴史を感じられる静かな庭園で、二条城観光とあわせて訪れるのがおすすめです。 春は桜も美しく、短時間でも十分楽しめます。
二条駅から二条城へ向かう途中にある神泉苑の入口です。 平安京の造営時に作られた歴史ある庭園で、二条城と合わせて訪れる価値があります。
「法成就池」という名は、日本中がひでりの際に、弘法大師空海が北天竺より善女龍王様をよびよせ、祈雨の修法を行い成就させたことに由来します。
この橋を願い事を一つだけ念じながら渡り善女龍王社に参詣すると、 願い事が叶うと言われています。
弘法大師様が雨乞いのために北インドからおまねきになった神様で、池の中におられます。
矢剣大明神は手に持った矢と剣で参詣者を守ってくださる神様です。
神泉苑は東西南北に四つの門がありました。 天皇は大内裏に隣接していた北門からお入りになって、 花見などの遊宴をされたことから御幸門と呼ばれました。
👉 大政奉還で有名な元離宮二条城の観光モデルコース(約90分)
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