2023.7 
『どこかにビューーン!』は
"JRE POINT6000ポイントで、JR東日本の新幹線停車駅47カ所からランダムに選ばれたおススメの4つの駅の「どこかに」往復旅行できる"
えきねっとホームページ(https://www.eki-net.com)より
サービスです。
今回の旅行はこの『どこかにビューーン!』で決まった新潟駅へ往復日帰り旅行。
上越新幹線新潟駅からは在来線(信越線・弥彦線)を乗り継ぎ、越後一宮彌彦神社と弥彦山へ。日本に数機しかない回転昇降式展望塔(パノラマタワー)から日本海・越後平野の絶景を望みました。
夕方には在来線(弥彦線・越後線)で再び新潟駅に戻り、市中心部観光へ。晩御飯は美味しい郷土料理をいただき、長い一日新潟観光は終了。無事上越新幹線で帰路につきました。
旅行先がどのようにして新潟に決まったのかは、
【注意点】『どこかにビューーン!』の申込みから行先決定まで  で詳しく解説しています。
JR東京駅ポスター・弥彦村ポスターより
「どこかにビューーン!」で決まった行先は新潟駅。上越新幹線で向かいます。
乗る列車は新潟駅まで最短89分で到着する「とき311号」。途中停車駅は大宮駅のみです。
10:41新潟駅に到着。在来線に乗り換え弥彦へ向かいます。
のりかえ改札を経て在来線へ。わかりやすいように各在来線を色で表示しています。
信越線の目印は青色。向かい側ホームの改札は新幹線と特急「いなほ」のりかえ用です。
新潟駅に到着する列車はほぼ同じ車体カラー。乗り間違えに要注意です。
11:54東三条駅で下車。跨線橋を渡りホームの端にある0番線の弥彦線へ。12:10発弥彦行きに乗車します。
駅舎は彌彦神社の本殿を模した造りの和風です。待合室に観光案内パンフレットなどが置いてあります。
駅から停車場通りをまっすぐ進み外苑坂通りの方へ左折。(上記載地図参照)
外苑坂通り沿いのおもてなし広場では食事・デザート・足湯などが楽しめます。
御遷宮橋を渡り信号を右折。神社通りのつきあたりに彌彦神社一の鳥居があります。
彌彦神社の入り口に立つ朱色の鳥居。高さ約8.4m。燈籠祭りの御神灯が飾られています。
一の鳥居をくぐり表参道を進みます。両側に御神灯が並んでいます。
参道途中の石橋から左手側に神様が渡られる「玉の橋」が見えます。逆光でわかりにくいですが綺麗な朱色の太鼓橋です。
手水舎の角を曲がると二の鳥居。ちょうど夏の大祭『弥彦燈籠まつり』で御神灯が飾られていました。
二の鳥居をくぐり参道を進むと立派な随神門。昭和15年(1940)建立。奥に拝殿が拝めます。
大正5年(1915)再建。彌彦神社の参拝は二礼四拍手一礼。拝殿の奥に御本殿があります。
ロープウェイ山麓駅までの道に万葉集で詠まれている草木が植栽され、その横に歌が添えられています。草木は弥彦山で自生している78種が選ばれました。
万葉の道の途中に登山口があり鳥居が建っています。ここを通り過ぎてロープウェイ乗り場へはまっすぐ進みます。(案内看板あり白〇印)
ロープウェイ乗り場の標識があり左手の小径へ。少し上り坂が続きです。
弥彦山ロープウェイ山麓駅に到着。ロープウェイは15分間隔で運転中。入口で往復乗車券(大人1,500円こども750円)を購入します。
うみひこ号とやまひこ号の2台で運行していて中間地点ですれ違います。乗車時間は約5分。
ロープウェイ山頂駅で降り弥彦山頂公園へ。眼下には日本海、遠くには佐渡島の稜線が見えます。
展望食堂で絶景を眺めながらのランチ。新潟名物のタレカツ丼(900円)とぶっかけ冷やしうどん(800円)をいただきました。
展望食堂からクライミングカー(斜行エレベーター)に乗りパノラマタワー乗り場へ。乗車時間約1分。料金はクライミングカー往復(通常380円)+パノラマタワー(通常650円)が特別割引中で500円。630円お得です。
弥彦山は標高634m。この山頂標識が建っている弥彦山スカイライン山頂駐車場は山頂より100mほど低いです。ここからパノラマタワーとクライミングカーが並んで見えます。
弥彦山パノラマタワーは回転昇降式展望塔です。現在運行されている回転昇降式展望塔は日本で数機しかなく、その中でも弥彦山パノラマタワーは最古(昭和45年竣工)のものです。
乗車する円形キャビンは2階建てで座席はすべて外側を向いています。乗車時間は約8分。塔のてっぺんは弥彦山(634m)・多宝山(634m)の頂上より高く、より遠くまで360度景色を見渡せます。
再びクライミングカーに乗り山頂の御神廟へ。
紫陽花の小径を進むと9合目に到着。ここから登りが続きます。
登り道、平坦な道、少し下って、また登り。約15分で頂上が見えてきました。
御神廟の鳥居手前の社務所は15:00で締ります。鳥居をくぐり振り返ると多宝山と越後平野が見渡せます。
彌彦神社の神様と妃神(天香山命と熟穂屋姫命)が祭られています。縁結びで有名で、絵馬にも「縁」の文字。
頂上での写真には様々な電波塔が映り込みます。絶景を堪能して下山します。
山頂駅15:30発のロープウェイで山麓駅へ。帰りはシャトルバスに乗車。境内の御神灯のあかりを見ながら帰ります。
途中「分水堂菓子舗」のパンダ焼き(枝豆餡とカスタード)をお土産に購入。
発車時刻の15分ほど前に改札が開きホームへ。弥彦駅16:10発。途中彌彦神社の大鳥居が見えます。
吉田駅16:19着。ここで16:25発の越後線に乗り換え新潟駅へ向かいます。
越後線はほぼまっすぐの単線。周りの水田の緑が綺麗です。新潟駅には17:17着。写真は万代口側。
JR新潟駅はリニューアル工事中。2024春に全面開業予定。
新潟駅万代口側からまっすぐ伸びる道路の中央植樹帯に『NIIGATA』のオブジェ。
駅を背に進み信濃川に架かる萬代橋へ。橋の手前から信濃川沿いに朱鷺メッセに向かいます。
朱鷺メッセ万代島ビルにはホテル日航新潟や万代島美術館、オフィスなどが入っています。直通エレベーターで32階の「ばかうけ展望室」へ。眼下には信濃川、遠くは日本海や佐渡島、弥彦山も見えます。時間があれば夕日が沈むところが見たかったです。(日の入り時刻は19時頃)
朱鷺メッセから18:31発新潟交通バス・新潟駅前行に乗り約10分で新潟駅前へ(大人210円小人110円)。タクシー乗り場もあります。
朱鷺メッセは思ったより遠く、絶景と夕日を楽しむだけなら新潟駅から徒歩10分・萬代橋手前の「新潟日報メディアシップ展望フロア(屋上20階)」もおすすめ。
新幹線の時間に合わせて、晩御飯は駅前の『越後の旬と地酒 いかの墨 新潟駅前店』で。外観が素敵です。
ご当地のメニュー「のど黒焼霜造り」「村上牛朴葉味噌焼」「ふのりそば」などを日本酒と一緒にいただきました。
新潟駅ビル「CoCoLo新潟駅」ぽんしゅ館で酒フィナンシェ8個入り(1,382円税込)を購入。しっとり美味しかったです。
20:30新潟駅発とき348号に乗り22:28東京駅着。往路は89分でしたが復路は118分の乗車時間でした。