公開日:2026年8月14日|最終更新日:2026年8月14日
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京都市伏見区にある世界文化遺産「醍醐寺」は、豊臣秀吉が開催した「醍醐の花見」で知られる京都屈指の桜の名所です。 境内は三宝院・伽藍・霊宝館の3エリアに分かれ、国宝五重塔や三宝院庭園、美しいしだれ桜など見どころが豊富です。 ゆっくり拝観し、昼食時間も含めた滞在時間は約4時間。 この記事では実際に訪れたルートを写真付きで紹介し、アクセスや拝観受付、効率よく回るコツもまとめました。
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世界遺産・醍醐寺へは京阪バス「醍醐寺バス停」と「醍醐寺前バス停」が目の前ですが、 地下鉄東西線「醍醐駅」や、京阪バス「醍醐バスターミナル」からも徒歩10分ほどの距離です。
楽に移動したい方は京都駅八条口(H4のりば)から出発する「醍醐寺行きの京阪バス(301系統)」が便利です。
所要時間は約30分。運賃は大人260円。
ただ1時間に約1本の運行なので時刻表の確認は必須、渋滞にも要注意です。
観光時間に余裕のない方は運行本数が多く移動時間も読める「地下鉄東西線」を利用し、「醍醐駅から徒歩」のルートをお勧めします。
詳しい交通案内は▶醍醐寺HP → 交通案内ページで。
今回は烏丸五条のホテルに泊まっていたので、ホテル最寄りの京阪バス烏丸五条バス停 → 醍醐バスターミナル → 徒歩約10分で醍醐寺のルートを利用しました。 この京阪バス(312系統)は京都駅八条口(H6のりば)を出発し、西本願寺、烏丸五条、五条坂を経由して醍醐バスターミナル行きです。 五条坂バス停から清水寺に行くことができます。こちらも1時間に約1本。運賃は大人260円、乗車時間は約40分でした。
京都駅・西本願寺方面から来た京阪バス312系統に乗車。車内は空いていて着席できました。約40分で醍醐バスターミナルに到着。
地下鉄東西線醍醐駅直結の駅ビル。飲食店やスーパーもあり、観光前後の休憩にも便利です。
醍醐駅ビル2階から歩行者デッキを利用すると車道を渡らず安全に醍醐寺方面へ向かえます。
春期の拝観料は通常期より高く設定されています(3カ所拝観券は通常期1,500円、春期1,800円)。
三宝院前の拝観受付は長蛇の列で30分ほど並びました。
あとでわかったことですが、西大門(仁王門)の拝観受付はほとんど並んでいませんでした。
ぜひ参考にしてください。
醍醐寺に到着。総門前のしだれ桜が迎えてくれました。すでに拝観券を購入する行列ができていました。
行列に並ぶこと約30分。三宝院庭園・伽藍・霊宝館の3カ所拝観券(1,800円)を購入しました。時間がない方は1カ所拝観券(800円)も購入できます。
三宝院(さんぼういん)は1115年に創建された醍醐寺の本坊で、歴代門跡が住職を務めてきました。
豊臣秀吉が「醍醐の花見」を開催した場所としても知られ、国宝の表書院や特別史跡・特別名勝の庭園は必見です。
ちょうど三宝院特別拝観の期間で、通常非公開の本堂、奥宸殿(共に重要文化財)のエリアに入ることができました(拝観料別途500円)。
門の入り口でチケットを出します。門の外からも桜が見えました。
門を入ってすぐ右手の桜は「太閤しだれ桜」の組織培養(クローン増殖)により誕生した「太閤千代しだれ」です。 毎年、親木と並んで花をつけています。
かつて豊臣秀吉が盛大な花見を催した醍醐寺にある樹齢約170年の桜。こちらのクローン桜が二条城にも植えられています。
重要文化財。三宝院玄関には小玄関と大玄関があります。唐破風屋根の大玄関から靴を脱いで入ります。
国宝。葵・勅使・秋草の間(重要文化財)から見える唐門。三間の襖絵は撮影禁止ですが庭園側は撮影できます。
豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら基本設計をした庭で国の特別史跡・特別名勝に指定されています。 表書院(国宝)から庭園側を撮影しました。
ここで500円の拝観料を納め非公開エリアに入りました。
重要文化財。太閤秀吉が槍山で花見をしたときの建物を移築したものといわれています。
平成に入り浜田泰介画伯が描いた襖絵。
藤戸石は「天下を治めるものが所有する石」として歴代の天下人に引き継がれてきた石。醍醐の花見の後、聚楽第より運び込まれました。
豊国(とよくに)大明神は秀吉を祀る豊国神社より分霊をお祀りしたもので、現在の社は江戸時代建立。
本堂と奥宸殿の建物内部は撮影。
本堂(重要文化財)は本尊が快慶作の弥勒菩薩(重要文化財)であるため、別名「弥勒堂」といわれています。
奥宸殿(重要文化財)は江戸初期の建築。後方の違い棚「醍醐棚」は「天下の三大名棚」のひとつです。
三宝院の勅使門である唐門(国宝)。1599年建立。2010年に創建当時の姿に復元。 黒の漆塗りに金箔を施され大きな菊と桐の紋が輝いています。
伽藍エリアの入り口は重要文化財の西大門(仁王門)。 醍醐寺創建当時の歴史を感じられる中心エリアで、国宝の五重塔や金堂、重要文化財の清瀧宮本殿など多くの堂宇が集まり、 桜との景色も見事でした。奥には観音堂、弁天池、弁天堂があり四季折々の景色と楽しめます。
豊臣秀頼が再建した西大門(重要文化財)。そこに安置されている仁王像も重要文化財。
重要文化財。醍醐寺の総鎮守清瀧権現(せいりゅうごんげん)を祀る鎮守社。現在の社殿は1517年に再建されました。
国宝。醍醐天皇のご冥福を祈るために951年に完成。高さ約38メートルで京都府下で最も古い木造建築物です。
金堂前の鐘楼堂。もう一つ観音堂横にもあります。除夜の鐘は一般参加可能です(事前申し込み・有料)。
国宝。現在の金堂は豊臣秀吉の命によって紀州(和歌山県)湯浅から移築されたもの。 ご本尊の薬師如来坐像、両脇侍の日光・月光菩薩立像はともに重要文化財。堂内は撮影禁止。
1930年、醍醐天皇一千年御忌を記念して山口玄洞居士より寄進された門。
西国第11番札所。醍醐天皇一千年御忌を記念し1930年に山口玄洞居士の寄進されたもの。
弁天堂内には弁才天(七福神の一つ)が祀られています。 弁天池・弁天堂と桜の景色もさることながら、紅葉の名所としても有名です。
醍醐寺の敷地は広大なので、昼食と休憩を兼ねてお休み処寿庵へ。待ち時間は約45分。 「ゆばうどん(1,400円)」と「にしんそば(1,700円)」を美味しくいただきました。
霊宝館は国宝や重要文化財だけで7万5千点以上、未指定の文化財を含めると約10万点以上に及ぶ寺宝を収蔵しています。 春には広大な庭園に樹齢180年の「醍醐大しだれ桜」や「白山大手毬」など40本以上の桜が咲き誇り、醍醐寺でも屈指のお花見スポットです。
門を入って右手にはカフェがあります。
樹齢180年。東西24m、南北20mに枝を廻らせて咲き誇っています。
霊宝館には40本以上の様々な種類の桜があり、長く楽しめるお花見のスポットです。
霊宝館では国宝や重要文化財など多数の寺宝を収蔵しており、春と秋に特別展が開催されます。
霊宝館の向かい側の休憩所では、コーヒー、石焼き芋、おでんや春限定の桜メニューをいただけます。
3カ所のエリアをゆっくり拝観し、昼食時間も含めて醍醐寺の滞在時間は約4時間でした。
👉 醍醐の花見で有名な醍醐寺へ ランチを挟んで約4時間の桜観光モデルコース
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