今回の京都観光は洛西エリア。午前中に西芳寺(苔寺)の参拝予約をしていたので午後は嵐山周辺を散策することに。
西芳寺(苔寺)参拝を終え、阪急松尾大社駅から一駅の阪急嵐山駅が出発点。散策するのは桂川(大堰川)の中洲「中之島公園」から「渡月橋」を渡り世界文化遺産「天龍寺」へ。「天龍寺」の北門を出れば人気スポット「竹林の小径」。静かな竹林の中を進み「嵐山公園亀山地区」を抜けて再び「渡月橋」へ戻る、というコース。嵐山のにぎやかさから一歩離れ、落ち着いた雰囲気の嵐山をゆっくり堪能できます。
帰りは嵐電嵐山駅から四条大宮駅へ戻りました。
西芳寺(苔寺)参拝については別ページ『【京都・要予約の西芳寺(苔寺)】写経と美しい庭園で心を整える』で詳しく解説しています。興味にある方はぜひ参考にしてください。
西芳寺(苔寺)参拝を終え、阪急電車で嵐山駅へ。ここから嵐山散策を始めます。
中ノ島橋を渡り中洲へ。ここ嵐山公園中之島地区は飲食店も多数あります。川沿いでぼんやり景色を楽しむのもおすすめ。
桂川(大堰川)に架かる渡月橋。台風のあとで川が濁っていて残念。〇枠のところは五山の送り火(8月16日)で点灯される「鳥居形」。
渡月橋を渡り天龍寺向かいの「嵐山さくら餅 稲(2F)」へ。階段に並ぶこと約10分。わらび餅セット(お抹茶付)は800円、抹茶本わらび餅パフェはボリューム満点で950円。お支払いは現金のみです。
1994年「古都京都の文化財」のひとつとして世界文化遺産に登録されました。門をくぐり右手にいくつかの寺社を見ながら進みます。
ここで本堂(300円)+庭園(500円)の参拝受付。庭園のみ(500円)参拝したい場合は左に進みます。法堂(はっとう)の雲龍図特別公開は土日祝のみ(春夏秋に公開期間あり)、一人別途500円です。この日は非公開でした。
庫裏で受付し靴は脱いで下駄箱へ。玄関正面の衝立の達磨図がお出迎えしてくれます。
小方丈(書院)から大方丈と曹源池が望めます。まずは多宝殿に続く渡り廊下のほうに進みます。
渡り廊下右側にある茶室「祥雲閣」。庭には大堰川が流れています。多宝殿でUターンして大方丈へ。
広縁に座って曹源池庭園を観賞。庭園参拝のみの場合は下の落縁のベンチに座って鑑賞できます。
国の史跡・特別名勝第一号。1994年世界文化遺産に登録。
大方丈東側に中門がありこちらが正面、曹源池側が裏になります。
百花苑を散策しながら北門へ。北門を出て右に曲がると野宮神社・嵯峨野竹林の小径方面、左に曲がると嵐山竹林の小径方面です。
若者で賑わっていそうな野宮神社方面を避け嵐山竹林のほうへ。真夏で人出も少なく静けさを味わうことができました。
頂上展望台からは保津峡の絶景が望めるようですが、今回は暑さと疲労で頂上行きは断念、下って渡月橋に戻ることにしました。
台風で川が増水しているので嵐山の屋形船は休業していました。「渡月橋からぐるっと廻って渡月橋に戻るまで」は約2時間でした。
帰りは路面を走る区間のある嵐電(京福電鉄嵐山本線)で。嵐山駅舎が街に溶け込んでいます。
嵐山発四条大宮行き、1両編成のワンマン運行。太秦広隆寺駅~西大路三条駅の区間で路面を走る風景を楽しめます。
約25分で終点四条大宮駅に到着。(運賃250円)
【阪急電車利用の場合】嵐山駅~大宮駅(四条大宮)は約20分・運賃240円(桂駅で要乗換)。
改札を出ると四条大宮の交差点。ここからは阪急電車、市バス、少し歩いて地下鉄など主要な交通機関が利用できます。