2025/5
青紅葉の美しい季節、5月下旬に地下鉄・バス1日券を使って京都駅から八瀬・大原方面へ行ってきました。市中心部からはバスで1時間ほどの距離、緑がまぶしく静かなところです。
まずは八瀬駅前バス停で下車し『瑠璃光院(るりこういん)』へ。バス停からは徒歩約10分、瑠璃光院は春・夏・秋の特別拝観期間にしか参拝できません。
(春は2025年4月15日~2025年5月31日 / 夏は2025年7月1日~8月17日の予定 / 秋は予約制で2025年10月1日~12月14日の予定)
参拝後、再び八瀬駅前からバスに乗り終点大原へ。『三千院(さんぜんいん)』へは徒歩で15分ほど、途中からは坂道を進みます。
バスの運行本数が少ないので、時刻表はチェックしておきましょう。帰路は国際会館駅行きのバスに乗り、地下鉄で京都駅まで帰りました。ランチをして約5~6時間の行程です。
京都駅~大原間のバス料金は片道大人630円。そこで大原まで往復するだけでもお得な
『地下鉄・バス1日券(大人1,100円/子供550円)』を購入することに。
この1日券は専用の自動券売機、市バス・地下鉄案内所、観光案内所、バス車内(数量限定)などで購入できますが、取り扱いは現金のみなので要注意です。
乗車方法は、地下鉄では1日券を自動改札に通すだけでOK (裏面に日付けが印字されます)。
バスでは初回乗車時に運賃箱のカード挿入口に1日券を通すと裏面に日付けが印字され2回目以降は日付を運転士さんに見せるだけでOK。
瑠璃光院は10時から拝観受付なので逆算して8:54発大原行きの京都バスに乗車することに。大原行きのバスは本数が少ないので混みあうことが予想されるので、 京都駅の自動券売機で地下鉄・バス1日券(大人1,100円/子供550円)』を購入し、早めにバス停に向かいます。
8:54発大原行きの京都バスに乗車するのに早めにバス停に並びます。
京都駅から八瀬駅前まで約50分で到着、バス料金は大人450円。バスは満員でしたがほとんどの乗客は大原まで行くようで、降車したのは数人でした。 バス停の向かい側の橋を渡り瑠璃光院へ向かいます。
ケーブル八瀬駅からケーブル比叡駅を経てロープウェイで比叡山頂へ行くことができます。
この駅へ来るには叡山電鉄出町柳駅から乗車します。駅近くにはこの川を渡る橋がないのでバス通りからまわります。
瑠璃光院の特別拝観期間にあわせて開館する美術館。瑠璃光院の拝観券でこの美術館に入ることができます。
八瀬駅前バス停から約徒歩10分、「そうだ 京都へ行こう」のテレビコマーシャルでも有名な『瑠璃光院(るりこういん)』に到着。
春季(2025年4月15日~2025年5月31日)・夏季(2025年7月1日~8月17日の予定)・秋季(秋は予約制で2025年10月1日~12月14日の予定)特別拝観期間のみ
参拝できます。
書院では窓の外の景色が机に映り込み、まるで鏡に映ったかのように一面青紅葉の写真を撮ることができます。
【拝観時間】10:00~17:00(受付は16:30まで)
【拝観料】2,000円(中学生以上は学生証提示で1,000円)
10時の開門前、拝観を待つ人の列ができていました。拝観時間は10~17時(16時半受付終了)。
20人ほどの列に並び入門。受付で拝観料金2,000円を現金で納めます。
山門をくぐり青紅葉を見ながら石段を登ります。池にかかる石橋を渡れば玄関です。
玄関で靴を脱ぎ、写経セットを受け取り2階に上がります。書院では青紅葉の写真を撮る順番待ちをします。
順番を待ち、机に反射する青紅葉の写真を撮ります。最前列では机にスマートフォンを置いて撮影できます。
隣の部屋で写経し(しなくてもOK)、1階のご本尊に納めます。
壬申の乱(672年)で大海人皇子(後の天武天皇)が背中に矢傷を負い、この地の釜風呂で傷を癒したと伝えられています。
ご本尊の阿弥陀如来立像は室町時代の作といわれています
池には鯉が優雅に泳いでいます。こちらも撮影スポット。
再び八瀬駅前バス停に戻り、10:52八瀬駅前発大原行きの京都バスに乗車、朝のバスよりかなり空いていました。バス料金は大人300円。
八瀬・大原は市内中心部から離れているので朝いちばんに移動する人が多いのかもしれません。他に予定のない日なら午後の観光がねらい目かも。
バスの本数が少ないので、瑠璃光院を出る前にバスの時刻表をチェックしましょう。
八瀬駅前から大原までバスで約15分。バスを降りて三千院まではゆっくり歩いて約15分。
屋根付きの待合室、自動販売機、トイレもあります。帰りの時刻表を確認しておきましょう。
ここから三千院までは徒歩約10分です。
大原は日本一のしその里。お土産で有名なしば漬の材料です。
大原の小径には「大原女石像」が置かれています。
こちらの志ば漬を試食させていただき、お土産に購入しました。
参道沿いの渓流。高野川、鴨川、淀川となり大阪湾に注ぎます。参道の坂道が少しずつ急になります。
三千院門跡の階段を上がります。
階段を上がると左手にそば処芹生茶屋があります。参拝後、ランチに寄りました。
三千院は京都市の北東に位置する大原の里にある天台宗の寺院です。桜、あじさい、紅葉、雪景色と四季を通してその景色を楽しむことができます。
【拝観時間】9:00~17:00(11月は8:45~16:45・12月~2月は9:00~16:30)
【拝観料】700円(中高生400円・小学生150円)
御殿門をくぐり左に曲がります。
拝観料700円を納めます。現金のみ。拝観順路に従って進みます。
靴を脱いで客殿へ入り聚碧園を鑑賞します。客殿・宸殿内は撮影禁止です(外観・庭園は撮影可)。
客殿・宸殿を経て有清園に出ます。苔が美しいお庭です。
阿弥陀三尊像(国宝)が納められています。
往生極楽院南側の苔の美しい庭園でわらべ地蔵を見つけられます。
鳥居の奥には京の七福神弁財天が祀られています。階段を上るとあじさい苑が広がります。
護摩祈祷を行う祈願道場です。御朱印をいただけます。
金色の観音像が祀られています。
小高いところからの眺望。
出口です。
芹生茶屋でランチ。1,210円(税込)でした。
拝観を終え13:00大原バスターミナルに到着。13:13発国際会館行きのバスに間に合ったので『国際会館駅行きのバス(19系統)+地下鉄』で京都駅に向かうことにしました。
乗換えなしバス1本で京都駅に向かいたい場合は京都駅行き(17系統)に乗ることをお勧めします。
(特17系統は国際会館駅経由京都駅行きです。)
地下鉄国際会館方面の列に並びます。
約20分でバスは終点国際会館駅前に到着。バス料金は大人400円。
地下鉄国際会館駅から京都駅までは約20分。地下鉄料金は大人290円。
京都駅〜八瀬駅(瑠璃光院)〜大原(三千院)〜京都駅の行程で地下鉄・バス1日券(1,100円)を使わずに乗車ごとに清算していたら合計1,440円でした。