2022.12 
清水寺の開門は朝早くて午前6時。京都の寺院の拝観時間は9時頃からのところが多く、京都の滞在時間を有効に使いたい方、人混みを避けたい方に早朝拝観はおすすめです。
この日(12月中旬)の京都の日出時間は6時59分。
前日の冷たい雨で道路の凍結の心配もありましたが、日の出時間ごろに参拝できるようにホテルを出発しました。
今回は地下鉄五条駅と京阪清水五条駅の間にあるホテル(相鉄フレッサイン京都清水五条)
を予約したので清水寺へは徒歩圏内です。清水寺早朝参拝には絶好のロケーションでした。
清水寺の滞在時間(仁王門前~仁王門前)は約25分。近くの大谷本廟にお墓参りに来るたびに参拝している私がひとりで周った滞在時間なので短めですが、朝食前に参拝される際の参考にしてください。
日出時間前にホテルを出て、五条通を東に進むと、鴨川にかかる五条大橋から雪化粧した比叡山の山頂が見えました。とても冷える朝ですが、昨日の雨で空気が澄んでいます。
ちょうど日出時間、東山五条交差点から五条坂に入ります。車もほとんど通っていません。いつもは人でいっぱいの横断歩道にも人はいません。
茶わん坂に入ると正面に三重塔が見えてきます。
清水寺に到着。清水坂のお店は開店前でひっそりとしています。開店するのは9~10時のところが多いようです。
これほど人の少ない清水寺は初めてでした。ゆっくり自分のペースで拝観でき、写真に他の人が写り込むこともありません。今回は『2022年の漢字「戦」』の実物を見るのも目的でした。
まわりには参拝客が2、3組だけ。人が写り込まない写真が撮れます。
拝観料400円を直接轟門で納め、国宝「本堂」へ。とても厳かな静けさです。
いつもは参拝客が多くて見逃してしまう出世大黒天さまを拝みます。
2022年の今年の漢字は「戦」。いつもはテレビで見ている大書の実物を見ることができました。
※2024年の今年の漢字は「金」。
清水の舞台の欄干近くは凍結していて入れません。昨日の雨で澄んだ空気の中、朝日に照らされた京都市街・京都タワーが一望できました。
奥の院から本堂・清水の舞台を見ることができます。参拝客はまだまばらです。
朝日が当たる市街地の向こうに、雪をかぶった愛宕山がはっきり見えます。
葉の落ちた木々の間から、三重塔、経堂、本堂など、清水寺の全景が見渡せます。
葉が落ちた冬だからこそ「懸造り」の柱がよく見えます。
遠くに京都タワーが見えます。2020年以前の桜が満開の頃です。(早朝ではありませんが…)
遠くに京都タワーが見えます。2024年12月の紅葉です。(早朝ではありませんが…)