東寺慶賀門
この写真は別日時のものですが、一般夜間拝観の入口は東寺東側の慶賀門です。 すでに入場待ちの行列ができていましたが、 この列には並ばずに北隣の駐車場入口から入り、中にいるスタッフに電子チケットを見せて入場します。正式な拝観受付は有料エリア手前で行います。
2024/12
『 東寺 夜の特別拝観(ライトアップ)』は主に春と秋に実施されていますが、桜と紅葉のベストシーズンには入場するのに長い行列ができます。
今回、紅葉ベストシーズンの長い行列を避けるために利用したのがJR東海 スマートEXの「EX旅先予約」。
「EX旅先予約」から『東寺夜間特別拝観先行入場』を申込むと、通常の拝観開始時間 (午後6時) より50分早く午後5時10分から行列に並ぶことなく入場できます (最終受付は午後5時40分)。
東寺は京都駅から徒歩約15分と近く、先行入場を予約しておけば旅行の最終日の夜に東寺のライトアップを見てから帰路に着くこともできます。
実際に先行入場で午後5時10分に入場、ゆったり観覧して午後6時10分には一般入場の方々とすれ違いに拝観を終えました。(所要時間約60分)
料金は1,800円/1人と通常の夜の特別拝観料金(大人1,000円中学生以下500円)より割高ですが、今まで時間的理由であきらめていた方にはお勧めです。
スマートEXは年会費無料の東海道・山陽・九州新幹線のネット予約サービス。「EX旅先予約」を利用するには会員登録が必要です。
スマートEX会員登録 (年会費無料) はこちらから >>> JR東海 スマートEX (https://smart-ex.jp/)
会員登録後、「EX旅先予約」をパソコン・スマートフォンで申込む方法については 東福寺早朝先行貸切拝観 (https://travelog.kty.tokyo/tofukuji.html) で解説しています。
東寺 ( https://toji.or.jp/)
では年に数回特別公開が実施されています。
2024年秋期特別公開の中のひとつ
『東寺 夜の特別拝観(紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観)』は
会期:10/26(土)~12/8(日)
拝観時間:午後6時~午後9時30分(受付は午後9時まで)
入口:慶賀門(東寺東側)
拝観料金:大人1,000円中学生以下500円
今回利用したスマートEX旅先予約『東寺夜間特別拝観先行入場』は
会期:10/26(土)~12/8(日)
受付時間:午後5時10分~午後5時40分
拝観時間:受付時間~午後9時半(一般向けの夜間拝観時間以降も滞在可能)
受付場所:慶賀門北側駐車場入口を入ったところ
拝観料金:1,800円/1人 (スマートEXで前払済)
スマートEX旅先予約の『東寺夜間特別拝観先行入場』を申し込むにはスマートEX会員登録(年会費無料)が必要です。
先行入場では慶賀門前にできている行列には並ばず、慶賀門北側の駐車場入口から少し入ったところにいるスマートEXスタッフに電子チケットを提示します。
境内を進み有料エリア入口で再び電子チケットを提示、パンフレットをもらって入場します。
この写真は別日時のものですが、一般夜間拝観の入口は東寺東側の慶賀門です。 すでに入場待ちの行列ができていましたが、 この列には並ばずに北隣の駐車場入口から入り、中にいるスタッフに電子チケットを見せて入場します。正式な拝観受付は有料エリア手前で行います。
境内に入ると、有料拝観エリアの外からもライトアップされた紅葉をみることができます。先行入場のため拝観者が少なくゆっくり撮影できます。
宝蔵は東寺の宝物を保存してきた校倉造の建物。火事による延焼に備えるために周囲を堀で囲まれています。 解体修理の結果、東寺創建時(平安時代)に近い頃の建造物であると判明したとのことです。
樹齢130年を数える紅枝垂れ桜の大木。
2006年(平成18年)弘法大師の帰朝1200年の記念にあたり、
東寺信徒総代から寄贈され移植されました。弘法大師の「不二の教え」から「不二桜」と命名されました。
瓢箪池(ひょうたんいけ)を中心とする回遊式庭園の方へ進むと水面に逆さ紅葉が見られます。 場所によっては五重塔も映り込みとても綺麗です。
講堂は東寺の中心に位置していて、密教の入口とされています。 1486年に焼失後、1491年(室町時代)に再建されたものが現在の講堂です。 内部は撮影禁止。
講堂の堂内には21躰の仏像が安置され「立体曼荼羅」と呼ばれています。 21躰のうち15躰は平安前期に造られた国宝、5躰は重要文化財です。 東寺の中心の講堂、その中心に安置された大日如来は宇宙の中心とされています。 内部は撮影禁止。
1486年に焼失後、関ヶ原の合戦後に再建されました。 宋の様式を取り入れた天竺様と和様を合わせた桃山時代の代表的な建物。 中には重要文化財の薬師三尊像(七仏薬師如来・日光菩薩・月光菩薩)が安置されています。 内部は撮影禁止。
夜の暗さで回遊式庭園の景色は味わえませんが、瓢箪池の水面に周りの紅葉が映ってとても幻想的な風景です。
五重塔は落雷などによって4度焼失し、今の五重塔は1644年に再建した5代目です。 高さは約55メートル、木像の建造物としては日本一の高さです。 冬の澄んだ夜空に金色の五重塔が輝いています。
ライトアップで金色に輝く五重塔。昼間の五重塔とは全く異なる趣です。
新春・春期・秋期の特別拝観では普段は非公開の五重塔の初層が特別公開されます。
五重塔の初層内部には、極彩色で彩られた密教空間が広がっています。